ACLラウンド16第2戦 vsFCソウル
ホームでの第1戦を1-0で先勝した浦和レッズは、第2戦引き分け以上でベスト8入りが決定する。
29分、森脇のバックパスを受けた遠藤がアドリアーノにボールを奪われると、中央でフリーのデヤン ダムヤノビッチに流し込まれ、先制を許すも
90分を終えてのスコアは0-1。2試合合計1-1となり、延長戦に入った。互いにパスサッカーで好機をつくろうという姿勢を貫きながらの戦い。
すると、FCソウルは延長前半に入った94分、アドリアーノがゴールを決めて貴重な1点を追加する。
絶体絶命のレッズは延長後半の15分間にすべてを託した。すると112分、槙野のサイドチェンジを駒井が折り返し、ゴール前へ身体を投げ出した李が飛び出したGKに競り勝って同点。さらにその3分後、左サイドからのクロスに李が合わせ、今度はレッズがリードを奪った。
このままいけばレッズの勝利という116分、FCソウルは最後のオプションとして残しておいた196cmの長身DFを投入してパワープレーに出た。ロングボールを連発するFCソウルに対してズラタンも最終ラインに入っての必死の守り。だが、延長後半アディショナルタイムに入ったところでFCソウルに1点を返されてしまう。
第2戦は120分を終えたところで2-3。2戦トータル3-3と決着がつかず、最後はPK戦。「We are REDS!」の声がこだまする中、レッズ先行でPK戦がスタートした。
レッズは阿部、遠藤、ズラタン、森脇が連続して決め、5人目の西川が止められたが、6人目の梅崎、7人目の李が決める。FCソウルは3人目のオスマール バルバが外した後は7人目まで成功。
延長・PK戦の激闘の末、ベスト16で敗退
そして運命の8人目。駒井が止められてしまったレッズに対し、最後はFCソウルの8人目が成功。PK戦6-7でレッズのACL2016は幕を閉じた。